用も無いのに空港へ・・・「成田編」 (part2)



 わたくしたちは、京成の看板特急である、スカイライナーに乗車します。
 車内清掃のため、いったんドアが閉められ、しばらくは、おあずけ・・・状態。
 扉が開き、早速、車内へと入っていきます。
 わたくしたちは、車椅子席のすぐ後ろの席を確保しました。
車椅子席には、なにか異常があったときのために、乗務員お知らせボタンがついていました。
 そして、車内には、カウンタータイプのフリースペースがありました。

自販機もあり、軽く談笑ができるスペースがあるのには、ちょっと驚きました。
 照明ですが、ちょっと薄暗い・・・という感じでした。
 そのために、各座席の上には、読書灯がついていました。 また、冷房などの風の調節も出来るようになっていました。
 成田空港から成田間は、本当に周りには、何も無い・・・と言う感じでした。
まるで、別世界?という感じの車窓が広がっていました。

成田駅を過ぎると、市街地を通るようになりました。
 しばらくすると、京成の車庫の前を通過。
スカイライナーの車両が何編成か、停まっていました。
 まだ都市圏に入っていないので、このように、田園風景が続くところもあります。
 田園地帯の真ん中に風車が・・・。
 スカイライナーは順調に進み、都市圏に入ってきました。
このように、東武の特急「りょうもう」号と併走するシーンもありました。
 10時52分、日暮里(にっぽり)駅に到着しました。

JR線の隣にホームがありました。
 そして、10時57分、終点の京成上野(うえの)駅に到着しました。

約1時間のスカイライナーの旅でした。
 上野からは、デモ行進が行われる所まで、地下鉄日比谷線に乗り換えて行きました。
 デモ行進が終わり、わたくしたちは、近くにあった駅、永田町(ながたちょう)駅から地下鉄有楽町線に乗りました。

 車椅子の集団が誰もなく、わたくしたちは余裕で乗り込むことが出来ました。
エレベーターの設備が無かったので、皆が敬遠したのでしょう。
 わずか二駅で、有楽町(ゆうらくちょう)駅に着きました。
17時くらいでしたが、地下鉄はあまり混雑していませんでした。

有楽町から、東京駅までは、地下道や国際フォーラムを通って、迷いながら、東京駅へ向かいました。
 散々迷いながらも、無事に東京駅の新幹線ホームに着きました。

 わたくしたちは、総武線の改札のほうから入ったため、車椅子の集団に巻き込まれること無く、すんなりと新幹線ホームに着きました。
このとき、東京駅の車椅子専用改札口のほうは、大混乱でした。
 わたくしたちは、混乱と混雑を避けるため、17時56分発のこだま号名古屋行きに乗車しました。
300系新幹線です。
 わたくしと、JR九州馬鹿は、1号車の1番前の席に座りました。

東京駅発車時は、ガラガラでした。
 東京駅を離れました。
山手線や京浜東北線などの在来線は、ラッシュ時で、たくさんの乗客がホームに並んでいました。
 品川、新横浜で、大量に乗客が乗り込み、1号車でも、立ち客がでるほどまでの乗車率となってしまいました。
 しかし、小田原、熱海にくると、乗客はドンドンと降りていき、半分くらいの乗車率となりました。

19時44分、掛川駅に着いたときは、すでに、数人しか乗客は無く、ほとんど貸しきり状態・・・といった感じでした。
 ほとんどの貸切状態となった車内で、JR九州馬鹿は、このように3列シートのところで、横になって寝てしまいました。

そして、20時46分、東京から約3時間で、終点の名古屋駅に到着しました。

 今回は、デモ行動のために東京へ行ってきました。 その始まるまでの時間まで、成田空港を往復する、鉄道の旅をしてきました。
 スカイライナーや、快速エアポートの乗車など、初めて乗った車両もあり、充実した鉄道旅行となりました。
 用も無いのに、空港へ・・・ きっとまだまだ続くと思います(笑)




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